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【段差あり】和式トイレからウォシュレットへ安く変更する方法

wasiki

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リフォームのような大掛かりな工事はしたくないけど、和式トイレを洋式のウォシュレット付きトイレに変えたいという意見を最近よく耳にします。
和式トイレのしゃがむ、立ち上がるという動作は、想像以上に腰や膝に負担がかかるもの。
ご高齢の方がトイレで転倒し、腰椎圧迫骨折になったなんて話も珍しくありません。

早急に洋式トイレに変えたいという方は、ウォシュレットなしの洋式トイレであれば、数千円で変更可能です。

関連記事>>>「和式トイレから洋式トイレに変更したい方へ|費用を安く収める方法」

この記事は、「和式トイレをウォシュレット付きの洋式トイレに変更したい」という方へ向けて書いています。

うまくいくと、リフォーム費用の5分の1程のコストで和式トイレをウォシュレットタイプのトイレへ変更することができます。

 

和式トイレを洋式ウォシュレット付きトイレに変える方法

今回ご紹介するのはトイレブランドで有名な「TOTOのスワレット+ウォシュレット付き便座」と
「LIXIL(INAX)の和風アタッチメントメント+ウォシュレット付き便座」の
有名2社から発売されているものです。

その辺の安いだけですぐに壊れてしまったなんていう知らないメーカーの物ではないので、安心して使用できます。

一点、注意点ですが、和式トイレにも2種類あります。

今回は「段差がある和式トイレ」に合う商品を紹介しています。

「段差がない和式トイレ」には合いません。

段差がない和式トイレには、上記の記事で詳しく書いている「簡易洋式便座」が合いますのでご覧ください。

 

TOTOスワレット

TOTO1

出典:TOTO

和式トイレを洋式トイレに変更するときには「スワレット」が人気があります。

スワレットは素材も陶器でできていますので、見た目は普通の洋式トイレと見た目は同じです。

プラスチックタイプよりも、より高級感が出るのも嬉しい点です。さらに陶器なので、汚れもプラスチックに比べつきにくくなっています。

このスワレットは単品では使用できません。

お尻を乗せる便座の部分が別売りになっているんです。

この便座の部分をウォシュレット付きの便座を選び、スワレットと合体させることで、ウォシュレット付きの洋式トイレの完成というわけです。

TOTO2

出典:TOTO

この仕組みを理解するのに、私は時間がかかりました。スワレットを買えば、当然便座もついてくるだろうと思っていたのです。

便座は普通便座(機能なし)やウォシュレット付きの便座など、色々あります。好きなタイプを選ぶことができます。

スワレットが設置できる和式トイレの条件

スワレットはすべての和式トイレにあるわけではありません。メーカーの推奨する簡易的な適合確認を行って行きましょう。

 

①段差がある和式トイレであること(両用便器とも言います)

TOTO3

②汚物が排出される方向が前方

③便器後方の部分がV字型

④便器と洗浄間がつながっている

TOTO4

また、取り付けに必要なトイレの内寸も決められています。

ウォシュレット付きの便座を付ける場合には電気コンセントも必要になります。(新設する場合の相場は1万円程度)

TOTO5

 

設置できないケース

①段差なしトイレ/汲み取り式トイレ

②汚物が排出される方向が後方

③便器後方の部分が湾曲している

④洗浄間が直接床面に接している

取り付け動画

 

 

TOTOウォシュレット付きの便座(SB-TCF-6621)

スワレット単品ではお尻を乗せる部分がありませんので、ウォシュレット付きの便座を見て行きましょう。

TOTO6

プレイミスト機能がついているので、便座に座ると自動で便器に水をふきつけて汚れを付きにくく、落ちやすくしてくれます。

TOTO7

便座とノズルには、防汚効果の高い特殊なクリーン樹脂を使用。汚れをはじくから、汚れてもサッとひとふきでお手入れでき、便器を清潔保ってくれます。

TOTO8

設置できる条件はスワレットの基準を満たしていれば、クリアです。あとは電気コンセント必須です。

 

 

色々と細かな設置条件があるので一つ一つ確認してみてください。どうしても素人判断じゃ分からないという方は業者に相談をして、トイレの写真を写メにとって設置可能かどうかを聞くこともできるようになっています。さらに、購入後、自分で取り付けられるか心配な方は、施工だけを格安で業者に依頼すると費用も浮かすことができます。

LIXIL(リクシル) INAX 和風アタッチメント 踏み台付

INAX1

出典:LIXIL

リクシルから発売されている和風アタッチメント。
陶器製なので汚れも付きにくく、高齢者やお子様にも嬉しい踏み台がセットになっています。

排水管や壁、床の大きな改造工事がいらず、短時間で取付可能というのが特徴です。
こちらも単品では使用できません。

INAX2

※画像で見ると和風アタッチメントは真ん中の部分です。

この上にシャワートイレをつけるとウォシュレット付きの便座になります。

購入者の半数くらいが、自分でなんとか取り付けできたと回答していますが、工具などに詳しくない方は難しいと思いますので、業者に格安で依頼するのがベストです。

 

ちなみに『ウォシュレット』表記していいのはTOTOだけ。
ウォシュレットはTOTO登録商品なんです。

INAXでは『シャワートイレ』、東芝では『温水洗浄便座』など各メーカーで言葉が違うので、一応知っておくと理解しやすいです。

和風アタッチメントが設置できる和式トイレの条件

和風アタッチメントははすべての和式トイレにあるわけではありません。
メーカーの推奨する簡易的な適合確認はこちら。

取り付けに必要なトイレ内寸法を満たしている

INAX3

フラッシュバルブ式には取り付けできません。

INAX4

フラッシュバルブ式とは水などの流体の出力を制御するバルブの一つで、バルブ操作後、一定量、一定時間(約10秒)水が流れて自動的に止まる機能を持つ自閉式のバルブである

引用:Wikipedia

 

取り付け動画

INAX(イナックス)シャワートイレ 温水洗浄便座 貯湯式 CW-KB21

INAX5

 

Wパワー脱臭・暖房便座・女性専用ノズル・ワンタッチ節電など機能が充実しています。

 

 

 

まとめ

大掛かりなトイレ工事だと20万円以上はしてしまうトイレの洋式化。

今回は工事不要で自分でも取り付けが可能な商品を2種紹介しました。

コストをかけず、今よりも快適にトイレを使いたい方は参考にしてみてください。

和式トイレからウォシュレット付きトイレに変更して、快適ライフをお過し下さい。