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0歳赤ちゃんに絵本の読み聞かせ!言語力や集中力が身に付くって本当?

子ども

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 0歳児の赤ちゃんに絵本の読み聞かせをすると言語力や集中力は本当に身につくのでしょうか?そもそも絵本が子どもに与える影響はこれだ!っていう定義って見たことありませんよね。
 今回は保育士のちょこが保育の観点から、赤ちゃんへの絵本の読み聞かせについて考察したことを述べています。

保育園・幼稚園の視点から見た絵本

保育園、幼稚園には子どもの教育課程においてカリキュラムが作成されます。子どもたちの成長段階に合わせて組まれた指導計画のことです。指導計画に沿って保育は行われます。

「年間指導計画」「月の指導計画」「週の指導計画」「日ごとの日誌」など指導計画はとても細かく記載され考え抜かれて作成されています。

このカリキュラムは園の保育士が作成しますが、「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」に基づいて作成されています。
保育士、幼稚園教諭には馴染みの深い指針と要領。
五領域の中の「言葉」や「表現」でのねらいと内容は以下のように発達段階に沿ってまとめられています。

 

【ねらい】 物的環境としての絵本の興味 → 絵本そのものの内容への興味・関心→  絵本を通して想像力を豊かにする

【内容】 絵本を見て興味をもつ → 言葉の模倣や繰り返しを楽しむ →
絵本からイメージを広げる → 絵本の内容から想像することを楽しむ

 

まとめると「ねらい」は絵本への興味関心を持たせ想像力を豊かにする。
「内容」は絵本への興味から言葉の模倣、イメージを広げ、内容から想像することを楽しむ。と言ったところでしょうか。

 

私がこれらを参考にして0歳児の指導案で絵本のことを書くとすれば

「身近な絵本に興味を持ち、大人とのふれあいを楽しむ」
「絵本の中で興味を持ったものに言葉や動きで反応する」

等を書いていくと思います。

だけど、「保育所保育士」「幼稚園教育要領」や「指導案」に出てくるから、絵本は読むと子どもにいい影響が出ると言えるでしょうか?

 

そもそも誰のための絵本

絵本を読むとこんなメリットがある。

「言語力が身につく」
「集中力、話を聞く態度が身につく」
「文字を覚えることができる」
「想像力が豊かになる」

おそらくこれって、大人が絵本を読むときっとこんな力が身につくに違いない。
身についてほしい!といった一方的な願いではないでしょうか?

ここで一度立ち止まって考えてみましょう。絵本は一体誰のためのものですか?

大人に「絵本をたくさん読みなさい!文字をちゃんと読んで理解しなさい!」と言われて読まされるなんて全然楽しくありません。

子どもは自分の好きなこと、興味があることには周りから言われなくても勝手にやるものです。

 

絵本はまず第一に、楽しい、大好きと思うことが大事。
これこそ、子どもを本好きにさせる何よりの近道だと思います。

 

絵本は子どもに読ませるのではなく、大人が子どもに読んであげるもの

子どもの大好きな絵本を繰り返し、親や大人が読んであげると子どもはとても喜びます。

絵本は楽しいものという印象がいつまでも心に残ります。成長しても読んでもらった本の記憶はいつまでも心に深く刻まれます。
読んであげた大人のほうが結構忘れてしまっている場合も多いです。

大人が強制的に文字を読ませようとしたり、無理やり「あいうえお」を覚えさせようとすることは子どもにとってはただの苦痛です。

 

そうではなく、絵本の楽しさや喜びを子どもには体験させてあげたいですね。
だから絵本を教科書や参考書のように使うのではないということを肝に銘じておきましょう!

 

0歳児おすすめ本はたくさんありすぎる

0歳児の絵本と検索すれば、今は有名な絵本がたちまちずらっと出てきます。そのよく出てくる絵本の中でよく目にする「福音館書店」という出版社があります。

 

例えば有名なこんな絵本も!

 


くだもの (幼児絵本シリーズ)

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

おててがでたよ―くつくつあるけのほん2 (福音館 あかちゃんの絵本)

 

福音館書店の創立に携わった、松尾直さんはこのように絵本についてこう語っています。

「おかあさんは一冊の絵本を手にされるとき、この1冊の絵本がわが子にどのくらい多くの喜びと楽しみを与えることができるかを考えてみてください。それがお子さんが読書力のある、本好きな子どもに育つ確かな道です。」

「幼児期により多くの喜びと楽しみ、言い替えればしあわせを、親から与えられた子どもは、成長したとき、自らの幸せをしっかりと築きあげ、そして人とそれを分かちあえる人間に育つのだと思います。そのためにも、お母さんがしあわせであり、お父さんがしあわせであって下さることを心から祈らずにはいられません」

「絵本の与えかた」

 

私は子どもの頃から福音館書店の絵本を親が定期購読しており、好きな絵本を上げると、割合の多くを占めるのが福音館書店さんです。子どものころに読んでもらった絵本の影響力を思い知っているところです。

 

子どもの頃に読んでもらった絵本の読み聞かせは私を読書好きにしただけでなく、いつまでも側においておきたいと思う大事な宝物になっています。大人になってからも絵本を手にする機会は多く、気に入った本は買って手元においています。
絵本は子どもが見るものですが、大人になってからも十分楽しめるんですよ。

福音館書店創設に携わった絵本を良く知る人物がすすめるこの本はとても興味深く新たな発見が得られます。

 

さいごに

 

 絵本が子どもに与える影響力を大人が考える前に、その本を親も大好きで、一緒に言葉を楽しんだり、忙しい毎日の中の5分を使ってできるコミュニケーションの手段として絵本をぜひ読んであげてほしいと思います。

 間違っても絵本で文字や言葉を覚えさせようと必死にならないこと。そんなのは、教育関係から出ている教育絵本でやって下さい。あくまで絵本は親と子が楽しむツール。想像力や言語力は楽しんでいれば知らず知らずのうちに身についていくものです。
これからのみなさんの絵本ライフが充実したものになりますように。