最近、やたらとサイトのSSL化が叫ばれていますね。
2017年5月末からブログを初めて4カ月放置をしていたちょこです。
何気なくブログを開くと、少ないですが、毎日アクセスがあることに気づきました。
見てくれる人がいるんだなぁと思うとやる気が出てきたわけです。
それから、お休みの日はできるだけ記事を書いているのですが、ペースが亀並みに遅い。
何時間かかって1記事かいてんねん!!って自分でツッコミたくなりますが、どこかのブログで「100%の良い記事なんてない!」っていうのを見て、そうだよね。と妙に納得しました。
質を気にしすぎて、ブログが書けなくなるなんて、本末転倒!初心者がキレッキレの文章なんて書けるわけないんだから。無理せず自分のペースでブログを続けていこうと思ってます。
話がそれましたが、そろそろブログ記事も30記事に近づいてきたので、ブログに広告を貼ってみたいなぁという欲が出てきたわけです。
それで、申請しようと色々調べていると「サイトをSSL化したほうが長い目で見ると将来的には良い」ていうのを見つけて、じゃあ広告を入れる前の今がベストのタイミングだなと思った次第であります。
SSL化する上でのメリット・デメリットもよーく考える。
【メリット】
・セキュリティの強化
・サイトの信頼性の向上
・SEOに少し有利
【デメリット】
・一時的にPV数の低下が起こる可能性あり
・アフィリエイトASPがSSL化非対応のものがある(少しずつSSL化している企業も増えてはいる)
・広告などのやり替えが非常に大変
考えた結果、やる!!って決めた。
時代の流れには逆らえませんし、ブログネタにはほとほと困り果ててるわけですから、これを記事にしちゃえば一石二鳥。考えを絞り出すのって一苦労ですもの。
ってことで、デメリットはあまり見ないこととして進めていくことを決めた休日の昼下がり。
SSL化して時代の波に乗る
私はエックスサーバーでブログを契約してます。ですので、こちらのブログを参考にさせてもらいました。いつもありがとうございますわいひら氏。寝ログ
まず最初は
やらかした時のためのデータバックアップ
管理画面>プラグイン>新規追加>BackWPupで検索
今すぐインストール>有効化
管理画面>BackWPup >ダッシュボード
画面を少しスクロールして青色のボタンをクリック
すると私の場合画面下にファイルが落ちてきたので
Wordで開いてクリップボードに貼り付けてデスクトップに保存しました。
これでバックアップのデータが抽出されたようです。これでもし失敗しても保険があるから安心です。
次はエックスサーバーのサイトへ行って、SSL化していく作業。
サーバーでSSLの設定をする
エックスサーバーでサーバパネルにログイン
SSL設定をクリック
ドメイン選択画面でSSL設定するドメインの「選択する」をクリック
独自SSL追加タブをクリックし、サイトドメインを確認
独自SSL設定を追加する(確定)をクリック ※CSR情報にはチェックしない!
しばらくお待ちくださいと出るので少し待つ
このような文言が出ます。
隣のタブの「SSL設定の一覧」とクリックすると
自分のサイトがhttps://~と変身してます。
記載があったようにしばらく待たないとクリックしても接続できませんでした。
しばらくしてからURLをクリックすると無事https化されたマイブログに入ることができました。
これこれー待ってました保護された通信!!
これでサーバー側の設定は終わり。次はWordpress側の設定をいじります。
WordPressの設定
管理画面>設定>一般
ここに表示される
・WordPressアドレス(URL)
・サイトアドレス(URL)をhttp→httpsに変更します
必ず一番下の「変更を保存」を忘れずにクリック
まだまだ先は長いです。
次は内部リンク等の書き換えです。
プラグインSearchRegrexをインストール
ここで2つ目のプラグインをインストールします。これは自分のサイト内の文字の中から、特定のキーワードも見つけることが、できてその文字を違うキーワードに変えたりするのにとても便利です。
例えば、記事の中で「お問い合わせ」と「お問合せ」が混在していてどちらかに統一したい時に使用すれば、一発で置換することができるので便利です。Wordにも検索と置換がありますが、だいたい似た機能だと思います。
プラグインで時短できるところは積極的に頼っていきたいと思います。
管理画面>プラグイン>新規追加>SearchRegrex>インストール>有効化
インストールできたら、管理画面の「ツール」>「SearchRegrex」をクリック
英語で色々出てきますが、触るところは2箇所
・Search pattern →自分のサイトの旧URL( http://www~サイトURL.com)
・Replace pattern →自分のサイトのSSL化したURL(https://www~サイトURL.com)
入力したら「置き換える」という意味の「Replace」をクリック
すると下のほうに「Results(結果)」が表示されます
緑色のほうが置換前、黄色が置換後のイメージです。(色が分かりづらくてすみません)
URLと画像にもURLがついているので一つのタイトルがいくつも並んでいても大丈夫です。
しかし、ここは慎重に。入力されているURLに間違いがないか一つ一つ確認していって下さい。
後戻りはできないので、しっかりと確認したら
「Replace&Save」をクリック。これで全て置換されました。
私はまだ記事が少ないのですが、全部で318個置換されました。
この作業を一つづつ手作業でやるのは大変ですね。
リダイレクト(転送)設定をする
リダイレクトとは転送という意味。
httpから始まるURLにアクセスがあった場合、新しいhttpsのURLに自動で転送してくれるようにする設定です。
私はエックスサーバーなのでそれに沿って説明します。
まず、「サーバーパネル」>「.htaccess編集」>
ドメイン名を「選択する」>
「.htaccess編集」をクリック
以下のものをコピーする
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
編集画面になったらコピーしたものを先頭に貼り付ける。>「.htaccessを編集する(確認)」
「.htaccessを編集する(確定」
そして最後にこの表示が出たら終了です。
検索からhttp://~始まるドメインで検索をして、きちんとSSL化したページに転送されるか確認してみてください。
私は確認しようとしたらエラーと出てしまったので、もう一度コピペをやり直して、開いていたブログを一度すべて落としてから再検索をすると、転送が正しく行われました。
SearchConsoleへの再登録方法
サイトがHTPPSになると当然SearchConsoleの再登録も必要になってきます。
SearchConsoleを開きます。
まずはざっくりとした流れ
- 新規サイトを追加する
- サイトマップの設定をする
- Google Analyticsと関連付ける
SearchConsoleのホームにある「プロパティの追加」をクリック
新しいURLを入力して追加
以前も設定していた方は、そのままロボットではありませんにチェックして、「確認」でOK
そのまま続行を押して、一度ホームに戻ります。
新しく登録したhttpsのサイトを開きます。
すると左のほうに「サイトマップ」をクリック>サイトマップの追加テスト
空欄に「sitemap.xml」と入力
「ページを更新する」をクリック
GoogleAnalyticsへの設定
もちろん、GoogleAnalyticsでも少し変更が必要です。まずはアナリティクスにログインします。アナリティクスは設定してもデータが反映するまでしばらく時間がかかるようです。
管理>(アカウント名とプロパティ名が入っているか確認後「プロパティ設定」>
「デフォルトのURL」を「https」へ変更>画面したの「保存」クリック
「SearchConsoleの調整」>編集>HTTPSのURLを選び>関連付けの追加を「OK」
編集>
HTTPSのURLを選び>関連付けの追加を「OK」
関連付けの追加を「OK」
ついでに「ビュー設定」も同じように「デフォルトのURL」を「https」にして保存
「デフォルトのURL」を「https」にして保存
これで設定は完了です。
SearchConsoleのダッシュボード画面を見ると「クロールエラー」「検索アナリティクス」がデータがありませんと表示されますが、設定したばかりなので、こちらも反映するまで時間がかかります。
まとめ
前からやりたかったSSL設定ですが、バックアップをとったり、プラグインで置換したり、SearchConsoleやGoogleAnalyticsの設定もあったり結構大変でした。
私は広告の変更をする必要がなかったので、1日もせず終わりました。時間がたってからすると結構大変みたいなので、このタイミングでしてよかったと思います。
弱小ブログだからこそSSL化は早めに取り組んだほうがいいと思います。